土浦市は茨城県南部に位置する市であり、日本三大花火の一つである土浦全国花火競技大会などが開催されることでも有名な場所です。

東京から北に60km。有名な霞ヶ浦が東端に広がり、バスフィッシングが盛んでバサー達が多く集まります。

茨城県で5番目に人口があり、また交通の要所でもあることから、昔は料亭や遊郭、休養施設、娯楽施設が集まり栄えた。
最近では郊外型大型店舗などの増加により、土浦市内中心部は以前と比較するとすこし大人しくはなったが、行政機関や教育施設などは多く配置されていて、茨城県南部の中心的な都市である。


土浦駅西口にはショッピングセンター「ウララ」があり、多くのテナントを抱えている。
土浦バイパスに隣接して「イオンモール土浦」が2009年に開業し、その巨大な施設は市外からも集客している。
市北部には「ドンキホーテ」があり、その他にも広い駐車場を持つ各種チェーンストアの進出し「ヨークベニマル」「ピアタウン土浦」「とりせん」などが開業している。


東京、千葉から県北部への大動脈である常磐道が土浦市内を横断している。
一般道も南北に国道6号と東西に125号、354号線が十字に交差しいる。
南部の方では学園東大通り入口交差点を中心に渋滞がよく発生し、対応策として新たにバイパスの建設が進んでいる。

JR東日本とJR貨物の常磐線の駅である土浦駅が上野から伸びており、駅を横断できる通路からコンテナがビルのように並んでいる様子が見ることができる。

上野駅より普通列車と特別快速が乗り入れていて、ラッシュ時を除き概ね一時間に3～4本程度のペースで運行している。
運が悪いと30分ほど間隔が開くこともあり、ダイヤの確認が重要である。

特急「フレッシュひたち」全列車と一部の「スーパーひたち」が停車する重要な駅ではあるものの、ホームが少ないことや特急待避スペースが無いなどの弱点もある。


毎年4月には「かすみがうらマラソン」が開催されその参加者は東京マラソン、那覇マラソンに次ぎ2万人もの規模の大会である。
有森裕子なども盲人選手の随伴ランナーとして参加している。

朝日峠展望公園にはパラグライダー、ハングライダーのスタート台もありスカイスポーツも行われ、霞ヶ浦でははマリンスポーツが非常に盛んで、多くの船舶が停泊している。

甲子園常連校として有名な常総学院高等学校、土浦日本大学高等学校からも多くのメダリストを輩出している


市内では桜が多く植えられており、春になると町がピンク色にそまり観光客の目を楽しませている。

霞ヶ浦に7月～10月にかけて「観光帆曳船」が運航されます。風の力で動く船の姿は壮観ですので機会があれば訪れる価値はあります。

夏には土浦名物のレンコンのハス田が霞が関湖畔に広がり、白やピンクの花が咲き乱れます。

桜川畔(学園大橋付近)には日本三大花火の一つである「土浦全国花火競技大会」が行われ、夏の夜を彩ります。

夏ばかりではなく、冬には乙戸沼公園に白鳥が飛来していることもあります。
霞ヶ浦にもバリケンや鴨などと一緒に越冬する姿を見ることができます。